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隈研吾 特別賞

地方創生に大きく寄与している媒体を表彰

最優秀賞

めぐる、[徳島県]

徳島は雄大な山や清流など自然に恵まれ、温暖な気候で暮らしやすい地方都市です。しかし、この地で暮らす豊かさは、当たり前すぎて時に見えづらくなることもあります。 「住んでいる人にこそ徳島をもっと好きになってほしい」。そんな気持ちを込め、「郷土愛」をテーマにめぐる、を創刊しました。私たちは徳島をくまなく巡り、取材を重ねました。時代とともに少しづつ変わっていく町の“今の姿”を新しい視点で丁寧にすくいあげると、観光スポットのようなよく知られた場所だけではなく、見慣れた徳島の中にたくさんの魅力が埋まっていることに気が付きました。 そうやって発見したガイドブックには載らない徳島の普段の暮らしや息づく文化を、この一冊にたっぷりとつづっています。

審査コメント

徳島の市井の人々に焦点を当て、普通のものの中にまちを発見する。そのまとめ方、デザインが非常に上手いと思いました。こういうプロジェクトが日本を元気にしてくれると思い高く評価。

受賞の喜びの声

大賞と隅研吾特別賞のW受賞。光栄すぎて未だ混乱しております。誠にありがとうございます! めぐる、は徳島で40年の歴史を持つ出版社・株式会社あわわより発行しています。レジャーやグルメなど、徳島県にお住まいの皆様に役立つ最新情報を長らく追いかけてきましたが、2020年に創刊しためぐる、は“新しいこと”を追うのではなく、“今の徳島をアーカイブする”という意識のもと立ち上げたました。審査コメントの「この本を国立国会図書館で100年後に読んだら資料として、もっともっと価値がでるだろうな。」という一文の内容はまさに私たちが目指すところであり、そう感じていただいたことに喜びもひとしおです。 今回の受賞に恥じないよう、今後も内容の濃い一冊を届けていきたいです。 また、めぐる、はウェブショップもございます。(https://meguru2020.thebase.in/)。この機会にぜひめぐる、をご覧いただき、徳島の“素顔の魅力”に触れていただけるとうれしいです。

最優秀賞

オフィスのサービスエリア[東京都]

NEXCO中日本では、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどで買える“ご当地お菓子”をオフィスで買えるようにした取り組み「オフィスのサービスエリア」を東京・新橋を中心に展開しています。北海道から沖縄までのご当地お菓子を定期的にオフィスに届けています。現在の取引社数は約300社。東京のビジネスパーソン対し、まだ知らないご当地お菓子を通して様々な地域を知ってもらうこと、コロナの影響を受けている地域を活性化させること、この2点を大切にした新規事業の1つです。専用Webサイトはあえて持たず、利用者やご当地お菓子メーカーとコミュニケーションが取れるInstagramやTwitterを媒体としています。

審査コメント

日本各地にはその土地でしか販売されていないユニークで美味しいお菓子がたくさんある。ネクスコ中日本は、そんな地域の特産品を高速道路のサービスエリアで販売。地域活性化を目的として、その販売チャネルを増やす為に「オフィスのサービスエリア」という事業を立ち上げた。Twitterに公式サイトを開設し自分のふるさとのお菓子が勤務先のオフィスに届き、笑顔で職場の人達と話しているシーンが目に浮かぶとして選ばれた。

受賞の喜びの声

この度は栄誉ある賞を頂きありがとうございます。「オフィスのサービスエリア」は、地域事業者から仕入れたご当地お菓子を、一般企業のオフィスに設置した専用BOXに定期的に配達し、オフィスワーカーが現金やPayPayでお菓子を買うという事業モデルです。ご当地お菓子は、今回受賞したSNSで紹介し、地域事業者と消費者が直接意見交換できる場を設けているのが特徴です。 まだまだ小規模な事業ですが、確実にご利用頂けるお客さまが増えており、都心で働く方々の地域に対する思いの強さを感じているところです。 コロナウイルスで観光客が減り、大きな影響を受けた地域事業者を、オフィスから少しでも応援できたらと考えております。また、本事業を通じて、東京のオフィスワーカーの皆さまにまだ出会っていない地域のお菓子を知って頂くと共に、高速道路を利用して実際にお菓子が作られている地域へ訪れる機会になればと考えています。

優秀賞

[順不同]

35MAGAZINE[北海道]

照れずに、愛を語ろうと思う。 みんながみんな、好きじゃないのかもしれない。 偏った趣味なのかもしれない。 でも、大きな声で「好きだ」と言わずにはいられないことが、 自分たちの北海道にはあふれている。 だから、ここで暮らすことに、 こんなにも喜びを感じるんじゃないだろうか。 そんないびつな「愛」の数々を丁寧に集めて、 形にしようと思いました。 そうこれは私たち作り手の自己紹介であり、 ラブレターでもある。 悩みに悩んで選びぬいた35のヒト・モノ・コト。 たった一人だって、いい。 強く共感してくれる人がいると信じて、 今、この一冊を送り出します

優秀賞

[順不同]

人生を耕すためのライフスタイルマガジン 耕Life[愛知県]

「人生を耕す」をテーマに、食、農、環境、暮らし、文化を取り上げています。広告出稿主も耕Lifeの誌面に合う形での掲載を希望されるため全体を通してのデザインもクオリティを高く保っています。広告掲載の更新率が95%以上と多くの方に支えられて発行しています。近年では行政と連動してイベント「耕LifeSDGsマルシェ」を開催したり、コロナ禍でも参加できる体験型プログラムの総合プロモーション「とよたまちさとミライ塾プラス」の企画・運営、豊田市駅前の交流拠点施設「とよしば」の施設管理しながら、オンラインでも交流できる「とよたオンライン公民館」を毎月開催しています。また、今年度から市内の高齢者の健康増進のプロジェクトとして株式会社花王とコラボした事業もスタートしました。様々な方法で複合的に読者の方と交流し、人生を耕し、持続可能なまちになるようにとみんなで汗をかき、邁進しています。

優秀賞

[順不同]

ココロエえひめ[愛媛県]

”志を得る”、かっこいいことばですよね。ココロエは皆様の志を見つけるお手伝いをする、「やりたい仕事より、やりがいのある仕事を」をコンセプトに発行している無料の職育誌です。 愛媛県内の企業で働いている方々を毎号10名程掲載、巻頭特集では愛媛に関わる著名人やイベントを、また、各学校でのキャリア教育の取り組みや、先生の紹介などもあります。ビジネスモデルは、企業様からの協賛会員費と記事掲載費で成り立っています。2011年の創刊より丸10年、中学・高校生と地元企業をつなぐプラットフォームとなり、地元CATVとの番組配信の連携や、各学校でココロエえひめを使った授業を開催するなど、多様な展開に広がってきております。

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