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読者投票 紙部門

読者投票で選ばれた媒体を表彰

第1位

このまちにくらすよろこび Vol.1 Spring[埼玉県]

『このまちにくらすよろこび』は、郊外のまちの魅力を、個店の魅力から伝えることを試みました。何もないと思われがちな郊外のまちにも、このまちにしかない魅力的な個店があり、店主がいて、個店が作り出す『このまちにくらすよろこび』を共有することをコンセプトとしています。ターゲット設定は行わず、このまちにくらす人みんなを対象とし、個店や店主の多様性、インクルーシブな文章を目指しました。ただのおしゃれな冊子ではない、まちのあたたかさが伝わるデザインと写真は、特に近隣の方々と志木でくらす方々から好評を得ました。発行されるとすぐに、SNSでも拡散され、掲載店舗以外の店舗でも、冊子目的で訪れる方がいるなど、地域の注目を集めました。製作は、企画から取材、デザイン、写真、イラスト、すべてのプロセスにおいて、プロとして活躍する市民が担い、志木市の市民力をフルに発揮して作成しました。

審査コメント

読者ターゲットは志木市で暮らす人々すべて。企画・取材・デザイン・写真・イラスト等全てのプロセスをプロとして活躍する市民の皆さんで担当し、市民力を結集した一冊である。発行直後からSNSでも拡散され話題になっただけあり、読者投票部門では第1回目の中間発表からトップを守り続け、最終的には9,949票を集め、ぶっちぎりの1位の座に輝いた。読者投票に参加した皆さんと「このまちにくらすよろこび」を十分満喫して欲しい。

受賞の喜びの声

誰でも自分の暮らすまちには誇りと愛着を持ちたいもの…「このまちにくらすよろこび」は、志木市とその周辺に暮らす人々に向け、「地域のお店の価値と日常の中の小さなよろこびを伝えたい」という思いで発刊しました。各分野でプロとして活躍する市民で構成される編集チームを編成し、住んでいるからこその視点で、丁寧に取材と編集を行い、実際に手に取っていただく読者の顔を思い浮かべながら、内容はもとよりデザインや紙質に至るまで深掘りすることで、従来の観光ガイドブックとは異なる高いクオリティのフリーペーパーが完成しました。また、今回の読者投票では、さまざまな方が積極的に投票へ参加し、市域を超えた大きな盛り上がりとなりました。これだけ多くの投票をいただけたことは、冊子に託したわたしたちのメッセージを多くの方に共感いただけたものと改めて実感する次第です。今回、応援いただいた全ての皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

第2位

kokohada[神奈川県]

8年前に1枚のフリーペーパーからはじまったフリーマガジンkokohada。地域住民が地域情報を内側に発信するという、地域密着型のディープな切り口で、内需の活性化に貢献してきた。グルメやイベント情報、時には地域全体を切り取った特集は好評で、現在10000部を発行し、設置協力店は400ヶ所の規模。 主な資金源を協賛金という形でまかない、広告に偏らない編集を貫いてきた。 現在、発行元の団体であるココハダLABでは支援型のコミュニティを運営。サブスクリプション制でメンバーの加入店でのリターンやプロダクトの割引などのサービスを付帯し、地域活性化の基盤である人的繋がりをデザインする。今後はそこで生まれた企画などを発信するツールになることも念頭に起き、地域活性化の循環を生み出す狙い。

第3位

人生を耕すためのライフスタイルマガジン 耕Life[愛知県]

「人生を耕す」をテーマに、食、農、環境、暮らし、文化を取り上げています。広告出稿主も耕Lifeの誌面に合う形での掲載を希望されるため全体を通してのデザインもクオリティを高く保っています。広告掲載の更新率が95%以上と多くの方に支えられて発行しています。近年では行政と連動してイベント「耕LifeSDGsマルシェ」を開催したり、コロナ禍でも参加できる体験型プログラムの総合プロモーション「とよたまちさとミライ塾プラス」の企画・運営、豊田市駅前の交流拠点施設「とよしば」の施設管理しながら、オンラインでも交流できる「とよたオンライン公民館」を毎月開催しています。また、今年度から市内の高齢者の健康増進のプロジェクトとして株式会社花王とコラボした事業もスタートしました。様々な方法で複合的に読者の方と交流し、人生を耕し、持続可能なまちになるようにとみんなで汗をかき、邁進しています。

第4位

「ひと」で見る藤沢“愛”タウン誌「ふじさわびと」[神奈川県]

「え?これって、フリーペーパー?」と多くの方に驚かれます。創刊当初から、発刊するたびにバッグナンバーを取りに来られる方が後を経ちません。良質な紙質、練り込んだ企画情報、読みやすくオシャレなデザインにこだわっています。 「フリーペーパーは手にとってもらって、なんぼ!」。21号より、表も裏も表紙にしました。表表紙は創刊から一貫して地元に縁ある著名人、裏表紙は地元で活躍してる旬の集団。「知っている顔を見つけると思わず手にとってしまう」とは街の人々の声です。 また、紙とWEBの融合を図っています。湘南・藤沢・江の島ポータルサイト「WEBふじさわびと」と連携し、各記事にQRコードをつけるようにしています。そのQRコードをスマホで読み取ると、「もっと詳しく」や「動画メッセージ」などが出るように工夫しています。紙スペースだけでは載せきれなかった情報を発信できるようにしました。

第5位

名山新聞[鹿児島県]

自分たちのまちを知ろう”をテーマに、元地方紙記者の編集長と小学生中心の子ども記者が鹿児島市名山町で月刊200部を発行する「名山新聞」。町の歴史や新しいお店情報など、名山の人に名山の情報を早く詳しく伝える“どローカル”な新聞です。A4裏表に手書きの記事や絵を載せた手作り感が親しまれ、回覧板で全戸に渡っています。2020年、コロナ禍の夏休みでも身近で楽しめることをしようと小学生6人と町内の人にインタビューしたのが始まり。1年で子ども記者は幼稚園児〜中学1年まで町内外18人に増え、のべ81人を取材。質問しまとめる力やチームワークが身につき、「名山をもっと知りたい」とやる気満々です。お店の人が子どもに声をかけてくれるようになったり、学生や若手のサポーターが14人に増えたりと、見守り支えてくれる人の輪が広がっています。これからも、まちと人がつながるきっかけとなる新聞をつくりたいです。

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