2020ライフスタイル部門 最優秀賞・優秀賞

【ライフスタイル部門賞】
地域密着のご当地コンテンツを中心に、その地域で暮らす人々への有益な情報に関して、企画の切り口や写真、コピーライティング、デザインの表現力に優れている媒体に与えられる賞です。
  • 大賞
  • 内閣府地方創生推進事務局長賞
  • 観光庁長官賞
  • 自治体pr部門賞
  • タウン誌部門賞
  • ビジネスモデル部門賞
  • 新創刊部門賞
  • 企業誌部門賞
  • タブロイド部門賞
  • グルメ&クーポン部門
  • ライフスタイル部門
  • web部門賞
  • 動画部門
  • 読者投票部門賞(紙)
  • 読者投票部門賞(web)
  • 読者投票部門賞(動画)
  • 隈研吾特別賞


Cradle 山形県

「出羽庄内の魅力を地域内外に発信する」をコンセプトに創刊し、この9月号で10周年を迎えました。通常48P(コロナ禍で40P)、地域内のみならず県外にも100か所の無料配布設置拠点を持ち発信しています。特集は毎号10~12ページで、出羽庄内の自然、食、そして歴史・文化を丁寧に取材し掲載しています。10周年記念号の特集は「出羽庄内、燦々と」。コロナ禍の中で、出羽庄内にこだわり、自らの生き方を貫く4人を特集し、その生き方、考え方を通し出羽庄内の魅力を伝えています。今まで特集では、出羽三山信仰、黒川能、土門拳、本間美術館、絹を紡ぐ文化、藩校致道館など文化、よみがえりのレシピ、庄内酒蔵探訪、庄内美味礼賛など食、鳥海山、飛島などの自然、慶應先端研など科学、そして人を取り上げ掲載してきました。高校生などが地域の食の魅力を取材する連載もあり、地域の高校2年生全員に配布し、地域をよく知ることによる地元定着も推進しています。

審査コメント

一貫性のある構成と丁寧な取材で、媒体コンセプトである「出羽庄内の魅力を地域内外に発信する」を見事に成功させている点を高く評価しました。。特に山形の刀剣を取り上げた特集では、刀に携わる人々の取材や由来する言葉など多角的にまとめられています。雑誌の強みである見開きページも効果的に活用され、企画・構成力を感じる。刀は、現在アニメや刀剣女子といったブームもあるだけに、表紙に起用してもよかったのでは。表紙にインパクトが加われば、さらに魅力的な媒体になることが期待できる媒体です。


受賞の喜びの声

「ライフスタイル部門」最優秀賞受賞をとてもうれしく思います。ありがとうございました。Cradleは2010年9月に創刊し、この9月で10周年を迎えました。無料情報誌の運営はなかなか大変で、さらにコロナ禍が広告収入の激減など追い打ちを掛けました。そんな中での受賞でありとても励みになります。制作スタッフがCradleらしいいいものを創ろうと取り組んできた成果と喜び合いたいと思います。 Cradleは出羽庄内の自然、食、そして歴史・文化を丁寧に取材し掲載することを心掛けています。庄内は、北前船による上方文化、徳川四天王酒井家入部による江戸文化、そして東北の文化の三つの文化の潮目となる面白い地です。その魅力の地域内外への発信に努めます。「真の地方創生には、地域自らがその魅力を発信する力を持ち続けることが必要」と思っています。受賞を励みに、一層努力したいと思います。 Cradle編集長 小林 好雄



gatta! 山形県

生まれ育った街を、素直に好きって言える。これって、素敵なことだと思いませんか?ここ山形には、全国的かつ世界的に見て決してひけをとらない、稀有な文化や素晴らしい風土、類い稀なる才能を持った人物が数多く存在します。しかし、実際ここで生活している方の多数はそのような優れた面を知らず、或いは知ろうとせず「山形=田舎=格好悪い」という短絡的な先入観から、山形という土地に対して否定的な見識を持っているという事実があることは否めません。誇りながらも消え去ろうとしている山形の文化や伝統を積極的に取り上げていくことはもちろん、普段の生活が大幅に変貌しないまでも、ほんの少し個々の山形を想う気持ちが変わり、もっとこの街が住みやすい場所となるため、親から子へ正しいことを伝えるために、そして何よりも“自分の故郷を誇りに思える”気持ちを育てるということが「gatta!」最大のテーマです。

ピースなじかん 埼玉県

「ピースなじかん」は、埼玉で生まれ育つ子どもたちにとって、故郷が素敵な思い出とともに未来へ継承されることを望み、スタートしました。ページをめくるたびに親子の間に “ピース”なひとときが流れることを願いつつ、豊かな子育てライフのきっかけをお届けしています。 また、小誌では埼玉県の子育てファミリーへの様々な取り組みも実施。弊社運営の総合住宅展示場とコラボレーションし、子育てママによるカルチャー講座の運営やサポート、親子で参加できるイベントなども行っています。 春は元気いっぱいの動物たちに出合える絶好の季節。そこで、春号vol.15の特集では、埼玉県内の動物とのふれ合いスポットをテーマ別にご紹介♪命の大切さを学べるところにも注目です!また、ママが育児目線で地元をナビゲートする地域紹介や忙しいママへの新提案“サブスク・ファッション”の紹介も。子育てファミリーの知的好奇心を刺激する内容が盛りだくさんです。

Malia-shonan- 神奈川県

湘南の地域情報と子育てに役立つリアルな情報を掲載。 ママが手に取るだけでも明るい気分になれるように、デザインにもこだわっています。 子連れで行けるスポットを紹介することで、楽しく子育てができるように。 子育ての不安や疑問を掲載し、ママたちが共感し孤独にならないようにという思いで作っています。 小さい子供がいてもブランクを開けることなく、スキルを存分に発揮してほしいという思いから、カメラマン、デザイナー、ライターみんなママで制作しています。 パパ座談会やママ座談会などを設けたり、SNSでアンケートをとったりして、生の声を誌面に反映しています。手に取ったらSNSで紹介してくれる読者様も多く、発行日が楽しみになるフリーペーパーです。

ふじさわびと 神奈川県

湘南・藤沢発 藤沢“愛”『ふじさわびと』は、「ひと」で見る湘南ふじさわ情報誌です。「ひと」を通して、藤沢の魅力を伝えます。 18号の特集は2019年のノーベル化学賞に輝いた吉野彰さんです。受賞の一報が入るや否や「ぜひ表紙に!」と藤沢市内にあるご自宅にバックナンバーを送り、取材の申し込みをしました。その甲斐あって即ご快諾いただき、インタビューは藤沢の迎賓館と呼ばれる料亭「隠れ里車屋」の全面協力(料金無料)で行われました。一タウン誌がどこよりも早く吉野先生を取材したということで、発行後は朝日新聞湘南支局が弊社を取材するなど、大きな話題となりました。 もうひとつの特集は地元企業の「門倉組」の紹介です。編集部はヘルメット着用でいくつもの工事現場を回り、そこで働く社員さんを取材。湘南らしいライフスタイルを満喫しながら仕事もがんばる姿を通して、土木建築現場の「今」と「未来」に迫りました。