2019自治体PR部門 最優秀賞・優秀賞
いけだごのみ 福井県
人口約2,500人、面積の9割以上が森林という池田町。福井県で一番高齢化が進んでいる町ですが、豊かな自然やそれを活かしたまちづくりに惹かれて、新たに移住してくる人もだんだん増えてきています。 今回の特集「いけだのおやつ」では、商品そのものだけでなく、その背景にある「作り手の食べ物へのこだわり」、「町全体での農業への取り組み」、「商品開発のバックアップ体制」も紹介しています。 町外の方々へのPRが主ではありますが、「池田にはなんもない」と思っている町民の方々に、「池田にしかないものがある」ということに気付いてほしい、という思いもありました。 小さな町ですが、面白いことにチャレンジする人が次々と現れる、不思議な町。「いけだごのみ」は、これからも池田町ならではの取り組みに注目し、新しい観光資源を発掘・紹介していきたいと思っています。
審査コメント
人口約2,500人、面積の9割以上が森林である池田町。福井県内で高齢化が1番進んでいる町の課題を解決したいという目的で編集されていることが特集の企画・タイトルなど誌面のあらゆるところから伝わってきます。豊かな自然をどう伝えるか、そこに暮らす人、移住して来て新たに町づくりに関わっている人の思いを、温かみのあるデザインやリアリティ溢れる写真で表現している点が高く評価されました。審査員一同、バックナンバーを読んで池田町の深堀された魅力に触れ、池田町を是非訪れてみたいという想いになりました。最優秀賞受賞おめでとうございます。
受賞の喜びの声
この度は「自治体PR部門」の最優秀賞をいただき、誠にありがとうございました。「池田町を是非訪れてみたいという想いになりました」という審査コメントは、「いけだごのみ」を作成しているうえで、一番嬉しい言葉です!初めてのアワード参加でこのような賞をいただき、戸惑いもありましたが、今後も気負うことなく、池田町の魅力を多くの人に届けられるように努力していきたいと思います。 このアワードに参加したことで、池田町内外の本当に多くの方から、応援&祝福の御言葉をいただきました。改めて恵まれた環境でお仕事をさせていただいているんだなぁ、と感じております。そして、2013年の創刊時からずっと変わらず、池田町への愛をこめて「いけだごのみ」の編集&デザインを担当してくれている“ともちゃん”(㈱木もくレンジャーズ・小林智映さん)にも、最大級の感謝を捧げたいです。これからも、池田町のいいとこ、いっぱい、一緒に、発掘していきましょう!
感動海道 福島県
東北地方南部に位置し、太平洋に面する福島県。その風光明媚な海岸線から、緑豊かな阿武隈高原にかけての地域「浜通り」を紹介する観光ガイドブックです。 陸前街道を行き来した人々、そして様々な文化との交流が、浜通りに独特の気風と味わい深い歴史を形成しました。 そんな浜通りの魅力と現状をお伝えするため、福島県浜通り地方の13市町村と関係機関・団体が「うつくしま浜街道観光推進会議」として一体となり、陸前浜街道の美しい観光資源を活用した観光振興を推進しています。 訪れる旅人に感動を与える地「うつくしま浜街道」として、皆様を心よりお待ちしています。
TSUMATABI holy times 群馬県
嬬恋村の名前の由来は日本武尊がこの地で「わが妻恋し」と嘆いたという故事に由来します。この名前の由来を活用して、「愛妻家の聖地」として村の活性化に取り組んでいます。その一環として「妻との時間をつくる旅」をコンセプトに嬬恋村を夫婦で巡ってもらうため、愛妻家の「聖地」を「掘り」まくる旅マガジン「ツマタビホーリータイムズ vol.2」を7月22日(夫婦の日)に発行いたしました。今回は日本ジオパークにも認定されている「浅間山山麓ジオパーク」を特集。「ジオパーク探訪ルポ」・「ジオパークマップ」・「ジオパーク大好き自慢」・「ジオパークトリビア」等で構成し、ジオパークの魅力を肌で感じられる1冊となっています。
ならり 奈良県
「ならり」は、ゆったり、ぶらり奈良を楽しんでいただきたい、という思いから、2012年の創刊以来、旬の奈良旅情報を発信している観光情報誌です。今号では、奈良市の中心部より西側の西奈良エリア(近鉄学園前駅・富雄駅周辺)の魅力を、『ペンギン・ハイウェイ』著者・森見 登美彦さんのインタビューを交えながらご紹介。また、秋冬の伝統行事やイベント、奈良市観光協会が提供する日帰りツアー等、奈良旅をより充実させる情報も満載。奈良に初めてお越しになる方も、何度も来られている方も、奈良旅のきっかけになる情報がいっぱいの1冊です。
meets!まつら 長崎県
長崎県松浦市は2019年4月27日、アジフライの聖地を宣言しました。「あじの水揚げ量日本一となってから数年、唄い続けた「美味しい」「水揚げ日本一」というシティーセールスポイントを響かせるために、13号と14号の2号連続で1つのテーマ・ストーリーに仕立て、2号で可能となるビジュアルアプローチを図りました。13号(プレ宣言書)の表紙(実画撮影)を、14号(本宣言書)では、そっくりそのままイラストに置き換えたのです。イラストレーターのNONCHELEEE氏を起用して、「アジフライ」というザ・ニッポンの定食ソウルフードに、ファッション性と、アイコニックなデザイン感をオン。松浦市に実在のセリ人のフォトジェニックなスマイルにフックし、全体の統一プロモーションのビジュアルを牽引しました。つまりこの冊子の”ノリ”がさまざまなアジフライイベントのモチーフとなったのです。