2018新創刊部門 最優秀賞・優秀賞

【新創刊部門賞】
創刊2年以内の媒体のうち、編集コンセプト・コンテンツクオリティ・ユニークさなどに優れている媒体に与えられる賞です。
  • 大賞
  • 内閣府地方創生推進事務局長賞
  • 観光庁長官賞
  • グルメ部門賞
  • ミュニティ・ライフスタイル部門賞
  • ビジネスモデル部門賞
  • 新創刊部門賞
  • 読者投票部門賞
  • 企業誌部門賞
  • 海外部門
  • タブロイド部門
  • タウン誌部門
  • 自治体PR部門賞
  • 観光部門賞
  • リーダーストア賞
  • 特別賞


NR(エヌアール) 長崎県

進学や就職で地元を離れる若者が増加している長崎県。こうした若年層の人口減にフリーペーパーでできることはないかと、月刊の就活情報紙「NR」(タブロイド判20㌻)を創刊しました。地元企業の紹介をはじめ、OBOGインタビューなど学生が県内就職をイメージできるような内容を満載。大学生が自らの大学を紹介する〝手づくり感〟いっぱいの「キャンパス通信」や最先端の研究に迫る「フロントライン」など、高校生が地元大学に興味を持てる内容も。新聞折り込みのほか、県内の全大学・短大・高専、公私立高校でも直接学生に配布されており、発行部数は県内の情報誌(紙)では断トツの23万3千部。創刊1周年を迎えた今年9月号では、地元の魅力を学ぶ「長崎学」という渋~い内容の巻頭特集のほか、長崎新聞社でインターンシップをした大学生が「地元就職」をテーマに企画・制作したコーナーも掲載。「楽しくて役に立つ」フリーペーパーを目指します。

審査コメント

進学や就職で、地元を離れる若者が増え、人口減に悩む地方都市。長崎新聞社はこの問題を解決するひとつの方法として、月刊の就活情報誌「エヌアール」を創刊。就活といいう切り口で、産業や文化など取り上げているのが面白く、地元企業の魅力や地元にいる誇りをもってもらおうという狙いがしっかりしています。読者である学生が県内就職をイメージしやすいコンテンツが高く評価されました。


受賞の喜びの声

創刊から1年数カ月という媒体ですが、この度新創刊部門で最優秀賞をいただけたことに感謝いたします。創刊に当たっては、地元就職というコンセプトを明確にし、かつ若者に親しんでもらえるようなデザイン・内容とすることを目指してまいりました。新聞離れが進んでいるとされる若者にいかに読んでもらうか、新聞社が試行錯誤を繰り返して生み出した媒体です。ありがたいことに県内の学生や大学はもちろん、行政や経済界などでも認知度が徐々に広まっています。今回の受賞でも、コンセプトやコンテンツ内容が評価されたことをうれしく思うと同時に、私たちの自信にもつながりました。今後さらに県内学生の認知度を高め地元定着につなげられるよう、関係機関とも連携しながら「楽しくて役に立つ」紙面を目指し、編集部一丸となって頑張っていきたいと思います。(NR 編集長 河野 隆之)



かしわカレー図鑑 千葉県

「かしわカレー図鑑」は千葉県柏市内の美味しいカレーを紹介するフリーペーパーです。今回エントリーするvol.2は、居酒屋やバーでお酒と一緒に楽しめるカレーを特集。 カレー専門店ではないけれどもウマい技ありカレーを店主のエピソードを交えご紹介しているため、グルメサイトなどで「柏」×「カレー」と検索しても出てこないであろう名店の数々を掲載しています。 また、お店の紹介だけでなく、料理研究家によるカレーのレシピや座談会などの読み物のコンテンツもお楽しみいただけます。 柏を中心に活動している、柏にゆかりのある制作メンバーだからこそ紹介できる、素晴らしき柏カレーの世界を堪能していただけたら嬉しいです。 これを読んで柏にカレーを食べに来てくださいね☆

FP道の駅四国 香川県

2017年12月に香川版を創刊。その後2018年3月に四国版としてリニューアルしました。 道の駅をメインに据えた構成でコラボ企画などを通して四国の魅力あるスポットを紹介し、いままで目立った観光スポットではなかった地域の魅力も発信し、観光客誘致を図ります。

こどもおぎなう 佐賀県

小城を100倍楽しくする小城市の情報誌として、お店の情報や旬な話題などを発信し、小城の活性化につなげていきます。 本誌はこども達が実際にライターとなってお店へのアポ、取材、撮影、ライティング、レイアウトをおこないその後、おぎなうデザイナーに入稿して紙面を仕上げていきます。ライターになるまでの過程としてデザインのワークショップ、取材先の企業・お店などの情報収集を行い、名刺交換などビジネスの基本などを学んでいきます。印刷後の納品もこども達に行ってもらうことによりこども達に仕事の達成感とお客様の喜ぶ笑顔を感じてもらいたいと思っています。 こども達に地元小城のことをもっとよく知ってもらいそして好きになってもらいたい…そして感性豊かな創造性をもったこども達の育成の環境づくりを行いながら地元のことをPRしていきます。

職・漁師 静岡県

どんな場所でも、必ず魅力ある地域資源があり、そこで働いている人はいる。自分達の町にも魅力的な〝職〟はあり、働く場所があることを若者や町外の人たちに伝えたい。 「仕事の時間」は自然が主導権を握り、舞台となる仕事場は雨風から逃げ場のない海上。 危険に身をさらし、重労働が重なるこの環境。なぜ「漁師」という道を選んだのか。 この『職・漁師』をきっかけに、南伊豆の自然と共に歩む人生。「漁師」という誇りを感じ、地方での職に興味を持ってもらい、少しでも雇用創出の力になれればと考えています。 漁師というとてもニッチな媒体ですが、デジタルとは違った、誰もが簡単に手に取ることが出来る「紙」の文化を使い、伊豆の素晴らしさ、漁師の魅力を伝え、地域に笑顔と、活気と、可能性を生み出すきっかけになればと考えています。