2016大賞 授賞媒体(2誌)

【大賞】
全エントリー媒体のなかから最も優れた媒体に与えられる賞です。
  • 大賞
  • 観光庁長官賞
  • グルメコンテンツ部門賞
  • ライフスタイルコンテンツ部門賞
  • コミュニティ部門賞
  • ビジネスモデル部門賞
  • 読者投票部門賞
  • 企業誌部門賞
  • 新創刊部門賞
  • 海外部門賞
  • タブロイド部門賞
  • タウン誌部門賞
  • まるごとにっぽん賞
  • 特別賞


季刊誌らく(樂) (長崎県/有料)

長崎の歴史の奥深さや自然の美しさ、そして文化の多様性にふれるたび、ネット社会においても、紙媒体でこそ表現する価値があるのではないかと思っていた。しかし長崎には大人向けのエンターテイメント雑誌がなく、たまたま他県にあった季刊誌を見たことがきっかけで制作してみようになり発行人の思いだけで周りをまきこんで創刊したのが2008年7月。樂のコンセプトは「知る、遊ぶ」。大人が知って楽しめる切り口とデザインで、いつまでも手元に保存してもらえるよう普遍的な情報に特化している。制作に携わっているクリエイティブスタッフ20名あまりは創刊号からほとんど変わらず、独立したクリエイターが集まりチームとなって樂を作り上げている。昨年は樂の世界観に共感した企業(ホテル)が樂と樂の特集に関連する長崎の本を陳列した本棚のあるロビー「樂ラウンジ」を開設し、県内外で話題となっている。

審査コメント

長崎を「知る・遊ぶ」をコンセプトとして、年に4回発行され、今年で8年目を迎える『樂』。
紙質、企画、写真、デザイン、コピーライティング、すべての評価項目で、今年度のアワードにおいて最高得点でした。制作には創刊号からほぼ変わっていない約20名あまりの独立したクリエイティブスタッフが関わっていらっしゃるとのこと。長崎におけるこのクリエイティブチームのレベルの高さに、審査員一同本当に感動いたしました。
江戸時代に世界の様々な物や情報がこの街の「出島」から日本中に広がっていったという歴史を持つ長崎の文化の奥深さや、多様性、また自然の美しさを紙媒体の特質を活かして、表現したいということが『樂』創刊のきっかけだとお伺いしました。様々な分野で「地域活性化」が話題となり、いろんな取り組みがなされていますが、この『樂』の表現力は、長崎を知るうえでかけがえのないものであり、観光地である長崎に大きく貢献できるものです。地域情報誌の持つ可能性を見事に極めた、素晴らしい媒体です。


受賞の喜びの声

このたびは、初エントリーで有料誌部門の大賞という素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。これも2008年創刊時から購読してくださっている読者、協賛してくださる企業のご支援があってのこととあらためて感謝しております。 創刊するときに決めた、美しく大人が楽しめる雑誌、保存してもらう価値のある雑誌というコンセプトを大切に、これからもスタッフ一同長崎の魅力を発信していきたいと思っております。ありがとうございました。

【季刊誌「樂(らく)」発行人 有限会社イーズワークス 代表取締役 糸屋悦子】



kawagoe premium (埼玉県/無料)

創業93年の印刷会社が地元・川越で2015年に創刊したフリーマガジン。近年観光地として賑わう川越において、本誌は主に「住まう人」により川越の魅力を知ってもらいたい、と考えている。現代の「記憶・記録」として地元の人々の家の本棚においてもらえれば、とページ数(約60ページ~)や用紙、製本にもこだわった。自社のPR目的も兼ねているため広告費用は一切とっておらず、印刷のほか企画、デザイン、インタビューなどほとんどが自社スタッフで作成している。年4回発行、地元川越を中心に約70ヶ所で配布中。

審査コメント

『kawagoe premium』は埼玉県川越市で93年間に渡って印刷業を営む、株式会社櫻井印刷所が2015年に創刊したフリーマガジン。
川越で暮らす人々に、より川越の魅力を伝えたいと年に4回発行されています。地域情報を発信する事に拠る地域貢献を目的としながら、企画・デザイン・インタビュー取材までを自社社員が関わり、印刷会社としてのPRやブランディングを行っているとのこと。しっかりとした編集コンセプトとその世界観を読者に伝えるためのデザイン、使用している写真、写真のアングル、トリミングなど、どれをとっても申し分ありません。特に、媒体の世界観に合った紙質や表紙・裏表紙が折りになっている点は、「さすが印刷会社ならではの素晴らしいアイディアだ」と審査員一同高く評価させていただきました。住んでいるがゆえに感動のない見慣れた風景、見落としてしまっていた古い建物などを素晴らしいクオリティの紙媒体で表現することにより、自分たちの住んでいる街の大切な財産であることに、気づかせてくれる素晴らしいこの媒体は、まさに「川越プレミアム」。


受賞の喜びの声

この度は大変すばらしい賞をいただき、ありがとうございました。クリエイティブチームを持つ印刷会社の強みを独自に発信したい、という思いから作り始めた冊子ですが、号を重ね、地域の皆様との触れ合いを通し、故郷川越のすばらしさを再発見している毎日です。愛読していただいているみなさまも大変暖かい目で見守ってくださり、また応援していただけることにも大変感謝しております。  当誌の大賞受賞の前日には、「川越氷川祭りの山車行事」が正式にユネスコ文化遺産登録となり、川越への注目度が高まって来ていることを日々感じています。今後もkawagoe premiumを通し、 地元企業として少しずつ川越へ恩返しができるよう、印刷会社としての矜持を持ってますます尽力してまいりたいと思います。ありがとうございました。

【kawagoe premium編集長・ 株式会社櫻井印刷所 取締役社長 櫻井理恵 】