2020地方創生部門 内閣府地方創生推進事務局長賞・優秀賞

【内閣府地方創生推進事務局長賞(地方創生部門 最優秀賞)】
まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進につながる誌面づくりに取り組んでいる媒体から、企画の切り口や写真、コピーライティング、デザインの表現力に優れている媒体に与えられる賞です。
  • 大賞
  • 内閣府地方創生推進事務局長賞
  • 観光庁長官賞
  • 自治体pr部門賞
  • タウン誌部門賞
  • ビジネスモデル部門賞
  • 新創刊部門賞
  • 企業誌部門賞
  • タブロイド部門賞
  • グルメ&クーポン部門
  • ライフスタイル部門
  • web部門賞
  • 動画部門
  • 読者投票部門賞(紙)
  • 読者投票部門賞(web)
  • 読者投票部門賞(動画)
  • 隈研吾特別賞


.doto 北海道

北海道の東・道東地域のアンオフィシャルガイドブック。道東という北海道の約半分に相当するエリアを地域のクリエイターが自ら持つ情報と関係性だけで作り上げたインディペンデントでDIYな1冊。制作にあたってはクラウドファンディングを活用。支援者は約400名にものぼり、300万円を超える資金を調達し達成。出版後は取り次ぎを介さない流通で直販4000部を含む初版5000部が1ヶ月足らずで完売。2020年8月現在、1万部を発行している。 クラウドファンディングでは「.doto制作を手伝える」リターンが約50名の支援を受けるなど、制作前からさまざまな企画で賛同者を巻き込みながら出版までの過程を発信。 今もなお、多くの人がTwitterのハッシュタグ「#dotdotoを読んで」で感想をレビューしてくれています。 表紙カバーは道東の世界観をあらわす写真とコピーで4種類を制作。 道東で生きる私たちの今を切り取った本。

審査コメント

地方創生は、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保し、将来にわたり活力ある日本社会を維持することを目指しています。 地方創生を実現するためには、私たち国民一人ひとりが、自らが関わる地域の豊かな自然、歴史や文化・伝統、特色ある農林水産物といった様々な魅力を学び、触れることによって、「その地域への誇り・愛着」を醸成し、魅力を再発見し、広く発信していくことが重要です。 そういった点で、エントリー作品はいずれも地域の魅力を深掘りし、光を当てることによって、地域の価値の再認識を促す素晴らしい作品揃いでした。なかでも「ドット道東」は、北海道の東半分に相当する広域な道東エリアにおいて丹念な取材を行い、道東の今を生きる人たちのそれぞれの地域に対する誇りや愛着を伝えてくれるものでした。さらに、本誌は、道東で生 きる人々の姿とともに圧倒的なスケールの自然やその恵みである食や文化に関わる情報を自らの足で集め、エリア毎のリストで紹介するなど魅力ある誌面づくりがなされており、読者にその地域に実際に行って、見て、触れて、感じて、住んでみたいと思わせるような地方創生の深化に直接結びつく取組である点を高く評価し、地方創生推進事務局長賞に選ばせていただきました。
内閣府地方創生推進事務局長 眞鍋 純


受賞の喜びの声

このたびは地方創生部門最優秀賞(内閣府地方創生推進事務局長賞)という大変名誉ある賞をいただきとても喜んでおります。弊社は北海道の右側約半分・道東という地域で活動している団体です。これだけ広大な土地にも関わらず、人口は100万人を切り、過疎地域は点在しています。今回クラウドファンディングで募った制作費は300万円を越え、約400名の方からご支援をいただき、取次を介さない流通ながら発行は1万部を超えました。制作に携わってくれたメンバーが持つ情報と関係性だけで作り上げたこの一冊は、俗にいうガイドブックとは一線を画す、「道東で暮らす人々を通して伝える地域の魅力」です。そんなインディペンデントでDIYな一冊が多くの方のご協力のおかげで(ぜひTwitterで「#dotdotoを読んで」のハッシュタグもご覧になってください)、このような評価をいただけたことはとても意味のあることだと思っています。改めて感謝申し上げます、本当にありがとうございました。 一般社団法人ドット道東 代表理事 中西拓郎



Fのさかな 石川県

能登からさかな文化と食文化を全国に発信するフリーペーパーです。 日本海に突き出た能登半島のくらしは、海の恵みである「さかな」と共に成り立ってきました。毎回ひとつの魚にスポットを当てる巻頭特集では、魚の生態から食べ方、謎に至るまで、様々な視点から魚を掘り下げています。一般の読者の方だけでなく、食育に携わる方や水産業関係者の皆様にもご好評を頂いています。 今回の特集はブリ…ではなく、ヒラマサ。パッと見ただけだとブリにそっくりなヒラマサですが、よく観察すると結構特徴が違います。どこが違うのか?それは本誌を見てのお楽しみです。 夏の魚として好まれるヒラマサ。どこで育つのか、どんな栄養分が含まれているのか、どう調理すると美味しいのか、名前の由来は?ヒラマサを徹底的に解説します。 本誌で扱うのは魚だけではありません。食、観光、文化、伝統、歴史など、能登をまるごと楽しんでいただける一冊を目指して編集しています。

耕Life 愛知県

「人生を耕す」をテーマに、食、農、環境、暮らし、文化を取り上げています。フリーペーパーですが、読み物として楽しめる誌面構成になっており、広告出稿主も耕Lifeの誌面に合う形での掲載を希望されるため全体を通してのデザインもクオリティを高く保っています。耕Lifeに載っているということが、クライアントのイメージアップにつながるよう心がけていることもあり、広告掲載の更新率が90%以上と多くの方に支えられて発行しています。近年では行政と連動してイベント「耕LifeSDGsマルシェ」を開催したり、コロナ禍でも参加できる体験型プログラムの総合プロモーション「とよたまちさとミライ塾プラス」の企画・運営、豊田市駅前の交流拠点施設「とよしば」の施設管理しながら、オンラインでも交流できる「とよたオンライン公民館」を毎月開催したりと、複合的に読者の方と交流し、持続可能なまちづくりに邁進しています。

とさちょうものがたりZINE 高知県

とさちょうものがたりZINEは、高知県の山間の小さな町・土佐町の雑誌です。 本当の意味でのPRとは何か?私たちはその答えを、「町の人々と暮らしの本質的な美しさを伝えること」と捉えました。「アート」「クリエイティブ」「表現」を重視し、森林率日本一の高知県の山間部で暮らすことの価値や美しさを(みんなで)再認識・再評価する試みです。外部の方々に向けての発振であると同時に、町の方々への問いかけでもあります。 また、町に様々なプロジェクトを生み出し、町の方々と協働し実現したうえで誌面にまとめるという手法もひとつの特徴です。シルクスクリーン印刷を使用した障がい者支援事業、町の職人さんたちとの協働企画としてのベンチ作りプロジェクトや、土佐町にとっての幸福とはなにか?という疑問を掘り下げた幸福度調査アンケートなど、自らコトを起こし、それを誌面にて表現するという方法をモットーにしています。

季刊誌 樂 長崎県

 2008年創刊の季刊誌 樂(らく)は、本物志向のおとな世代をターゲットとしたエンターテインメント誌です。コンセプトは「長崎を知る、遊ぶ」。大人が楽しめ、いつまでも手元に残してもらえるよう普遍的な情報に特化し、長崎の自然や歴史、多様な文化、食、人などあらゆる分野から厳選した情報をビジュアル性、物語性豊かに紹介しています。制作メンバーは長崎で活躍する約20名のクリエーターがチームを組み、後世に残すべき長崎の歴史や文化を発信する取り組みを続けています。  45号の特集は「歴史をたどる道 多良海道」。昨年文化庁の「歴史の道百選」に選定され、かつて長崎街道の脇街道して往来があった多良海道の歴史とともに各宿場町の役割を解説しつつ、周辺の見どころや郷土食、現代に受け継がれている職人技など、さまざまな文化・風土について取り上げました。